試合の時に、緊張して
いつも通りのプレーができない
と悩んでいませんか?
試合は、練習の時と違って、
知らない環境、知らない人がいる、勝ち負けがある等、さまざまなプレッシャーがかかりますよね。
私は、そのプレッシャーになかなか勝てず
試合になるとミスばかり。
まるで、沼に落ちて抜け出せないような
感覚でした。
そんな時、「心の準備」の仕方を教わり、
その方法の一つがイメージトレーニングでした。
今回は、心の準備の仕方、イメージトレーニングについて考えていきましょう!
Contents
イメージトレーニングとは
イメージトレーニングとは、
実際に行う動きを思い浮かべて、
集中力を高めるトレーニングとされています。
しかし、「トレーニング」と聞くと
なぜか堅苦しく聞こえてきてしまいますよね。
でも、意外に堅苦しいものではなく、
いろんな場面、いろんな場所で行うことができます。
例えば、寝る時。
なかなか寝付けないなと思った時に、
自分がショットを決めるイメージをする。
すると、不安は軽減し、良いイメージを
つけることができます。
イメージする内容
イメージする内容は、具体的であるほど効果が出やすいと言われています。
イメージする上で意識して欲しいのが、
自分の中で一番最高なショットを
イメージすること。
あくまでイメージの中なので、
アニメやドラマで出てきそうな最高なショット、最高な場面をイメージしましょう!
例えば、テニスの試合でフォアハンドを決めたいというイメージトレーニングをするとします。
環境→流れ→細かいフォーム
大まかに、コートが屋外か屋内か、周りに人はいるのか、いないのかをイメージします。
今度は、どういう流れで決めるかをイメージします。
ラリーを何回続けたら決めるのか、自分が相手を追い込むのか、追い込まれた中で決めるのかなどの流れをイメージしてみましょう。
環境や流れがイメージできたら、細かなフォームをイメージします。
どのようにスウィングするのか、ラケット面の角度、ステップのタイミングを細かくイメージします。
以上のように、大まかなところからフォームの細かいところまでイメージしてみましょう。
また、コースを狙ったショットを打つ際やフォームの改善をしたい時は、イメージしたフォームが実際の動きと合っているか自分で確認しながら行うといいでしょう。
心の準備
試合は誰でも緊張してしまいますよね。
技術面は、練習で補える部分はありますが、
試合での緊張は、なかなか練習することは難しいです。
よくコーチが、「試合だと思って練習しなさい」と言われることが多いと思います。
それは、実践の中でしか味わえない緊張感を、日頃の練習から鍛えようという考えからきていると思われます。
では、どのように緊張感をもって取り組めばよいのでしょうか。
- イメージトレーニングで
試合会場の雰囲気を想像する - 自分がどういう状況になると、緊張するのか考える
- 同じようなプレーの練習で「これをミスしたら負ける」などのプレッシャーを自分に課す
まず、試合会場がどのような雰囲気なのか想像してみましょう。
空気感や強い人がゴロゴロいてピリピリしているのか。
そこで自分は、ドキドキしているのか、ボーっとしているのか。
すると、自分は会場にいることがプレッシャーになっているのか否かがわかります。
次に、試合中どのような場面でプレッシャーを感じたり、緊張したりするのか想像します。
例えばストロークの時か、サーブの時か、チャンスボールを打つ時か、ポイント的に追い込まれている時かなど。
このように細かくイメージすることで自分が緊張する、プレッシャーを感じるタイミングを再確認することができます。
以上の2点をイメージすると、具体的に自分の苦手な場面、苦手なショットを認識することができます。
認識できたら、実際の練習の場面でいつも以上にフォームやタイミングの取り方、周りの環境、雰囲気を意識してみましょう。
もし、練習ではショットが決まる、あまり緊張せずにプレーできるのであれば、似た環境を試合会場でも作るようにしてみるといいかもしれないですね。
練習でもミスしてしまう、緊張してしまう場合は、自分に課題を課してみてください。
例えば、今日ミスを何回したらお菓子抜き、ここで決めたら帰りにデザートを買って帰ろう!など小さな課題を課してみる。
すると、強制的にプレーに集中でき、試合中の緊張感と似たメンタルになるのではないかと思います。
まとめ
今回は、イメージトレーニング、心の準備について書いてみました。
正直、メンタルトレーニングは難しいです…
イメージ通りのことが現実に起きるわけではないですよね。
しかし、イメージしてから試合に挑むのと、何もイメージせずに挑むのとでは心の準備の度合いが全然違います。
私も何回もイメージしてから挑んだほうが緊張が軽減し、いつものプレーができました。
なので、あなたも最高の自分をイメージしてみてはいかがでしょうか。
きっと今よりもテニスをすることが楽しくなると思います。